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古典が読みたくなった

僕の古典の成績は悪かった。もう意味が分からないくらい古典の成績が悪かった。定期テストは現代語訳を暗記することで乗り切ったつもりだったが成績表を見ると乗り切れてはいなかった。今更ながらに古典の授業を真面目に受けなかったことを後悔している。これを読んでいる古典を舐め腐っている中高生がいたら古典の授業を楽しんでもいいと思う。

 

 

実は古典ってめっちゃ面白いんじゃね?

最近になって、実は古典って滅茶苦茶面白いんじゃないかと思うようになってきた。昔から本や書物は沢山出ているはずなのにその中でも厳選されて残されている文章が古典なのだ。面白くないわけないだろう。

 

川の上流から流れ落ちる石が長い時間の中で下流に向かい段々と綺麗な丸石になっていくように、古典も長い時間の中で駄作は淘汰されていって、今まで生き残ったものだ。

 

最近読んだ本

私の最近読んだ本がたまたま戦争中を生きた人の本だったり昭和の後期に刷られた本だったりする影響でこのエントリを書いた。

 

本屋でなんとなく気になって購入した知的生活の本がやたらと面白かった。別に古典と言うほど古い本ではないが、知的生活の方法は発売日が1976年にもかかわらず今でも本屋に並び続けている。まず、3ページ目の「はじめに」から面白い。

知的生活と言う言葉はあまり用いられないし、またキザに聞こえるかもしれない。しかし高校進学者が100パーセント近く、大学進学率すらもすらも50パーセントまで行くのではないかと言われる現代の日本では、知的生活者の数は驚くほど多くなってきている。にもかかわらず、知的生活と言う言葉があまり用いられないのは、それが労働の反対であり、「有閑階級」*1に結び付いているようなニュアンスがあるからではないだろうか。

しかしこれは全くの誤解である。マルクスが『資本論』を賭けたのは、大英博物館における彼の知的生活のおかげである。英国労働党首で首相であったウィルソンはオクスフォードの先生であった。知的生活の価値はイデオロギー*2と関係なく、人間としての価値である。

それに今では、昔は単純肉体労働に属するとされた分野でも、相当の知的生活の要因が加わっているのである。

見たこともない世界に飛べる

いきなりタイムマシンに乗ってワープした気分になれませんか。私は冒頭だけ読んでそのままレジに並びました。古すぎる古典だとなかなか読んだり時代背景を理解していないと読めないことも沢山あるけど、40年くらい前の本ならわかりにくい言葉もあまり出てこなく、途中で立ち止まらずに読むことが出来る。読んでいる間は生まれる前の世界にワープしている気分で読めている。なんで今まで気がつかなかったんだろう。私のこの本の楽しみ方は筆者の意図しているものとは大幅にずれてるかもしれないが、しばらく私のマイブームは昭和の名作になりそうだ。

 

 

知的生活の方法 (講談社現代新書)

知的生活の方法 (講談社現代新書)

 

 

 

 

*1:有閑階級(ゆうかんかいきゅう)とは社会階級の一つである。お金持ちなので生産的な労働をせずに遊んでいる人達のことみたいよ。ここを目指していこうね。

*2:人間の行動を左右する根本的な物の考え方の体系。俗に政治思想、社会思想