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3か月の引きこもりを脱出してから外で働くまで

※この記事はあくまで個人の体験談を元に書かれたものなので、困った症状があったり希死念慮が強い場合には個人で判断せずに最寄りの病院に電話して医師や専門家に相談してください。

 

 

毎日何とか生きてる、この記事でも自分がもしも引きこもりから脱出したらその時のことを記事にすると約束したので、約束を守るために書いている。

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最初にも書いたがこれはあくまでも個人の体験談をもとに書かれたものだから本当に困った人は医者に行ってほしいし、あくまでもこういう例があると思って読んでほしい。そもそも引きこもる原因は色々あるし、実際にこれを読んでいるうちの何割かは働いていない人がいる。別に強制的に働けとは思わない。これを通して最初から言いたいことは長時間急に働くと疲れてしまうよ、という当たり前のことだ。何を今更当たり前のことを言ってるんだと思われてしまうかもしれないが、案外大事なことだから覚えておいてほしい。

 

そもそも引きこもっている時点で体力がないのに求人を見ると基本的に8時間働くようになっているのでその時点で身体が上手に動かなくなってしまう。最初の2週間くらいは元気に働けるかもしれないが、これは最初に動かない身体を無理矢理動かしているだけであって、人間は簡単に動けるようにならない。そもそも引きこもっている時点で普段から精神的に疲れていることが多い。普段ふさぎ込んでいる人が何らかのきっかけで求人を探しているときには若干元気な時が多いと思う。とりあえず外に出るには誰でも出来るような簡単な労働から始めるのがいいと思う。それでいてあまり長い時間働いてはいけない。自分を過大評価してはいけない。普段から寝たきりで家でゲームしたりネットサーフィンをしてるやつが急に8時間働けるわけないし、働けたとしてもすぐにダメになる。

 

実際に僕は8時間∔α労働のところでバイトをしていたが毎日肉体を酷使しているうちに精神がダメになって普通にバックレてしまった。そこから3か月の間家で何もせずに過ごしていたわけだが、金が尽きたので少しだけ働く気分になった。働くのは簡単な事ではない。まず出勤しなければいけない。出勤は決まった時間があって、その時間に行かなければいけないので決まった時間に起きなければいけない。その時点でかなり難しい。基本的に引きこもりの人間は生活リズムが崩壊している。生活リズムが崩壊している人間に決まった時間に起きろというのは酷な話である。そして出勤したら働かなければいけない。接客業だったら自分の声帯を震わせて「いらっしゃいませ~」なんて言わなければいけないわけだ。しかも大体の場合、立っていなければいけないからその時点で大変である。家だったら辛くなったら寝てしまえばいいんだけど、外だとそういうわけにはいかない。突然疲れたので寝てます、みたいなことを言うとすぐにクビになってしまうし、そもそもそのような事を平気で言えるようなメンタルなら引きこもりにはなっていない。

 

3か月引きこもりをしている間に何社か自分から電話をかけて面接に行こうとしたが、そもそも昼間に起きていないので面接に行く事すらできなかった。最初から働くことなど無理だったのだ。もう昼間に起きている事はあきらめた。人間、何かを諦めるとダメになるとか思っていたけれど、何かを諦めた瞬間に道が見えてきたりするから面白い。朝から働くのを完全に諦めた僕は夕方からレジを打つバイトがあったのでそれに申し込むことにした。時間は18時からだったので朝に起きれなくても大丈夫だし、18時なら基本的にどの日でも起きている。18時から22時までの時間働くのは最初は4時間だけだから楽勝だと思っていたけれど働きだしたら大変すぎて、最初の1か月くらいはレジ打ちの時間帯以外はひたすら寝ていたりした。まったく働かないよりは働くほうがいい、少しでもお金になるし、お金があれば外に出て使おうみたいな気分にもなれるので引きこもり解消が加速される。朝起きるのが苦手なら夕方から働けばいいし、8時間働けないなら4時間でいいし、それでもきついなら2時間でもいいと思う。とにかく自分の体力を過信してはいけない。僕は一度失敗していたので2回目では無理のないように外に出ることに成功した。4時間の労働と言っても、その時間に合わせて起きたり出勤したり退勤したり支度をしたり、とやる事が沢山あるので実質6時間くらい拘束されていることになる。とにかく引きこもっていて何もしない人間が外に出るだけでも偉い事だし、縄文時代だったら確実に真っ先に死んでいるのだから生きているだけでも偉い。

 

昔ingressってゲームのオフ会で毎回毎回美味しいケーキやお菓子やベーコンやとにかくいろんなものを作ってみんなに食べさせてくれる人がいたんだけど、その人も昔は1年間引きこもっていたらしい、僕は引きこもる前に色んな元引きこもりの人に会えたおかげで引きこもっていてもどうにかなるな、と思えたけど、とにかく引きこもっているときには世界が狭くなって、希死念慮が強くなって、何もしたくない負のループに陥ることが多い。家族からも早く働けみたいなプレッシャーがあると思うし、とにかく働かないと世間体が危ないと思うかもしれない。引きこもりが加速すればするほど外に出られなくなると思うから少しでも外に出る気になったり働いてみようかなという気になったらとにかく1時間、2時間の短時間でいいから外に出る事から始めてみればいいと思う。もしもしんどくなったらまたやめればいいし、今回しんどくなった原因を探っていけば次に外に出る時に役に立つと思う。読みやすいように1000文字くらいに収めるつもりがまた2000文字を突破していたのでこの辺にしておきたいと思います。

 

いつも僕のブログを読んでくれる人が僕がバイトをして競馬をしている姿を見て自分も働こうと思ってくれたみたいで嬉しかったです。自分が書いている事が誰かの役に立てるほど嬉しいことはない。

 

 

phaさんの持たない幸福論では第一章から働きたくないをテーマに書いていて、ゆるく生きるための方法を紹介してくれているので生きていく勇気を貰えます。機会があったら読んでみてください。

 

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)

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